内村鑑三  人生の目的

人生の目的
明治43610日『聖書之研究』120   署名なし
 
人生の目的は神を識るにあり、一度(たび)神に愛せらるゝは百度帝王に寵せられ、千度公衆の人望を博するに勝る、
一度(たび)神の聖顔を拝せんがために終生を悲痛の中に過すも可なり、天国の一瞥〔いちべつ〕は以て百歳の疾苦(しっく)を拭(ぬぐ)ふに足る。
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