2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

内村鑑三 一日一生から

一日一生 内村鑑三 すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。彼は世にいた。そして、世は彼によってできたのであるが、世は彼をしらずにいた。彼は自分のところにきたのに、自分の民は彼を受けいれなかった。(ヨハネ伝1:9~11) イエスはその道…

誤解の恐怖   内村鑑三

誤解の恐怖 内村鑑三 『聖書之研究』242号 1920(大正9)年9 月10日 誤解せられざらん事は不可能である、此世は素(もと)より誤解の世である、故に如何なる真理、如何〔いか〕なる人たりと雖〔いえど〕も誤解せらるゝが当然である、 主イエスキリストが誤解せ…

内村鑑三 誤解と疑察

誤解と疑察 明治33年9月30日 『聖書之研究』1号「雑感」 署名なし 誤解に誤解に誤解に誤解、国は国を誤解し、政府は政府を誤解し、父は子を誤解し子は父を誤解し、兄弟相誤解し、友人相誤解し、此美はしき宇宙に棲息しながら誤解の暗霧の中に彷徨して憂愁の中…