第三十五講 救いの完成(二) 八章一節 ロマ書八章の大意は前囘において述べた。これより各節の研究に入るにあたつて、ロマ書全体の研究につきて一つの注意を與えたい。ロマ書を研究しつつここに來たつて、われらは同一の事を反覆し來たつたような感をまぬか…
第三十四講 救いの完成(一) 八章の大意 ロマ書は十六章より成るがゆえに、分量的に見るも第八章はその中心である。これを一つの山にたとうれば、第八章は實に登りつめた處、すなわち絶頂である。そして九章よりは下りとなるのである。ロマ書は新約聖書の中…
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