2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ロマ書の研究第33講

第三十三講 潔めらるること(六) - 第七章十四節 ~ 二五節の研究 - パウロの二重人格 信仰は元來個人的である。他人の信仰を語るのではない、敎會の信仰を語るのではない、また人類全體の信仰を語るのでもない。自分の信仰を語るのである。「我らが」で…

ロマ書の研究第31講

第三十一講 潔めらるること (四) - 第七章一節 ~ 六節の研究 - 〔參考〕コロサイ書第二章十四節 律法の廃棄 第七章に入つてパウロはなお聖潔(きよめ)の問題を取扱つてゐる。第六章において、彼はバプテスマのことおよび奴隷の例を引いて、兩方面よりこ…

ロマ書の研究第30講

第三十講 潔めらるること(三) - 第六章十五節 ~ 二三節の研究 - 〔參考〕テサロニケ前書第四章三節 ~ 八節 恩惠の支配 この「潔めらるること」については、充分なる思考を加えねばならぬ。パウロは第六章前半においては、まず罪の支配よりはなるべきこ…