映画 「誰も守ってくれない」   罪のないものの血を流す手

この映画で見られる人間の恐ろしさを指摘されてさっそくDVDを購入して見てみた。
そこには驕り高ぶる人間の浅ましい姿が描かれている。へりくつを付けて殺人の容疑者の家族を糾弾する人間の群れ、ゆえに母親は自殺し、妹は逃げ惑い、助ける刑事は過去を暴かれ、追求される。
 
まさしく、集会で幾度となく繰り返されていた追放劇そのものではないか。自分の気に入らないもの、自分を批判するもの、すべてを偽りの舌でもって、追放してきた集会、まやかしを吹聴する信者の群、無関心を決め込む信者の群れ。
 
その実態の詳細を1冊の本にして、残された兄弟が居られる。高齢になって得られた信仰にもかかわらず、すべてを捧げたにもかかわらず、集会のプロジェクトが進まない事への理由の為に人身御供になって追い出され、癌になって天国に召された兄弟が糾弾のために、真実を記して残された一冊の本が最近不思議な方法で手元に回ってきた。
 
おおわれているもので、現わされないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはありません。(マタイ 10ー26)
 
指導者の肉の欲のために犠牲となった者は数知れないが、その本性はいずれ明らかになるであろう。
この世の人間は誰も助けてくれないが、神様はすべてご存じでしょうから、神様だけは助け、守って下さいます。
 
箴言6:16 主の憎むものが六つある。いや、主ご自身の忌みきらうものが七つある。
 6:17 高ぶる目、偽りの舌、罪のない者の血を流す手、
 6:18 邪悪な計画を細工する心、悪へ走るに速い足、
 6:19 まやかしを吹聴する偽りの証人、兄弟の間に争いをひき起こす者。
 6:20 わが子よ。あなたの父の命令を守れ。あなたの母の教えを捨てるな。
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箱根の山のホテルの窓辺に迷い込んだこの小鳥は何者かは不明なれど、ガラスの敷居に阻まれてしばし迷っていたが、手にとってガラスを越えさせるとどこへともなく飛んでいった。人の前に置かれた、見えないガラスを越えることの難しさを思う。