MS(多発性硬化症)ギャラリー作品展

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ルカ19-10人の子は失われた人を捜して救うために来たのです。

東京青山にて、MS(多発性硬化症)病に罹っておられる方々の美術作品展が開かれた。

MSっていう病気について知識のある人はどれ程いるのだろう。日本で認定されている難

病121種類の病気の中の一つで、日本には12000人ほどの患者がいるそうだが、効

果のある治療法が無く、欧米では比較的患者も多いそうだが日本ではそれほどでもなく、

苦しい生活を強いられている。この病気は、脳や脊髄などの中枢神経系統が損傷されて、

視力、運動障害など様々の症状を呈する脱髄疾患であるそうだ。僕らのように脳の中の神

経が損傷されるのではなく、体中に張り巡らされている神経を覆っている髄鞘(ミエリ

ン)という膜が炎症によって壊れて起きる病気であるので、どこが何時壊れて機能が阻害

されるかが分からないところが、この病気の不安なところでしょう。

主にある九州に住む一人の姉妹が、この病で30年以上苦しんでいるのだが、救い主イエス

様によって支えられて、元気に働き、かつ同病の人たちに福音を伝え、イエス様だけが苦

しむ者を支えてくださると言うことを、聖書を通して伝えていて、今回も、九州から飛行

機で上京されたのに会わせて、僕も出席させて貰って、病の中に前向きに生きる人々によ

って勇気をいただきました。

写真:彼女の書道の作品、「神様の大きなみ手の中で私は私らしく生きる。」
水野源三の詩だが、この詩人も、首から下は動かず、瞬きによって意志を伝えたキリスト信仰者。