最大最善最上の恩恵(めぐみ)

 
キリストを信ずること、この事は大国の帝位に就くことよりも大いなる恵みである。
 
この事は世界一の富者となることよりも遙かに大いなる恵みである。
 
キリストを信ずることは大哲学者となること、大詩人となること、大美術家となることよりも遙かに大いなる恩恵である。
 
実にキリストを信ずるを得て我等はパウロと共に叫んで言うのである
 
「ピリピ3:8 それどころか、私の主であるキリスト・イエスを知っていることのすばらしさのゆえに、いっさいのことを損と思っています。私はキリストのためにすべてのものを捨てて、それらをちりあくたと思っています。それは、私には、キリストを得、また、
 
 3:9 キリストの中にある者と認められ、律法による自分の義ではなくて、キリストを信じる信仰による義、すなわち、信仰に基づいて、神から与えられる義を持つことができる、という望みがあるからです。」
 
キリストは神が人類に賜いし最大の賜物である。
 
パウロが「その言い尽くされぬ神の賜物によりてわれ神に感謝するなり」といいし賜物はキリストである。
 
しかしてこの賜物を我が者とすることが出来るのは最大最善最上の恩恵である。         
                                                     (聖研136 内村鑑三
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