老兵は死なず、ただ消え去るのみ。

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5月末で、会社の仕事から足を洗って取締役会長という公職から退任して、相談役という閑職に付いた。42年間の実業界からの決別だが、かって日本を統治していたアメリカのダグラス・マーッカーサー元帥は、その引退の時米国議会での最終演説に於いて、こう言った。
I now close my military career and just fade away,an old sold ier who tried to do his duty as God gave him the light to see that duty. Good-bye. Douglas MacAthur

神の光に導かれてダグラスは引き時を知った。幾多の戦場において弾丸の雨の中をくぐり抜け、強かに生き抜いてきた老兵、今神の導きで消えて行く、それは人間の歳を重ねていく時の定めなんだろう、神が創られた。
ソロモンも伝道者の書で以下のように語っている。人間のやることはどんなことでも空しいものだ、と。神様と共に生きなければ、人のこの世での一生は何になるのだ、と。同感!!

伝道者の書 2:11 しかし、私が手がけたあらゆる事業と、そのために私が骨折った労苦とを振り返ってみると、なんと、すべてがむなしいことよ。風を追うようなものだ。日の下には何一つ益になるものはない。
12:13 結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。

内村鑑三は、人生の目的は神を識るにあり、その他にはない、と。
金を溜めるのではない。人に褒められるのではない。神を知るにある。これが人生の唯一の目的である。この目的を達せずして人生は全く無意味である。我が目的達せしか。

写真1。長年の夢であった釣り三昧のこの置物は、まだ50歳になる前に、夢を現していると言うことで、アメリカで求めて、何時かこうなりたいという夢の象徴であった。今は左手が使えないので、大きな獲物が捕れたらどうしょう、等と夢の中の思い煩いをしている。

写真2:大きな花束は社員のみんなが贈ってくれた物。名も知らない花が何種類も入っている。彼らがこの会社を使って人生の目的を達成してくれることだけが、私の祈りである。もう一つの花束は息子たち、嫁さんたち、孫たちからのプレゼント。

と言うことで、今までさぼっていたこのブログを再開した。    よろしく!