2013-04-10から1日間の記事一覧

ロマ書の研究第41講

第四十一講 救いの完成(八) 八章二八 ~三〇節 萬物とクリスチャンと聖靈とは、同一のある一事を待望してうめく。うめきつつ、ある一事を待望する。ある一事とは、救いの完成である。換言すれば、クリスチャンの救いの完成を望みてのうめきは、天然と聖靈…

ロマ書の研究第40講

第四〇講 救いの完成(七) 八章二二 ~ 二七節 ロマ書八章のごときはその各節が大思想の壓縮であつて、おのおのの一節が優に一囘の講演の項目たり得るものである。ことに今日研究の個處のごときはその感を強うする處である。しかしながら今日は「三つのうめ…

ロマ書の研究第39講

第三十九講 救いの完成(六) 八章十八 ~ 二二節 神の子とせられし者は、キリストと共に後嗣(よつぎ)たる者である。すなわち改造せられたる宇宙萬物を受くる者である。この大なる榮光を受くべきクリスチャンに今あるものは「苦しみ」である。しかしながら…